原ウールから出ている刺し子のキット「HIRVI」のきつねのデザイン「kettu」をご紹介します。
北欧デザインでくすみカラーの布や糸の組み合わせが珍しい、おしゃれに仕上がるキットです。
糸はSashiko Threadが2色ついており、図案もプリント済みで針も付いているため初心者の方でもすぐに始められる商品です。
きつね柄の北欧刺し子のキット HIRVI・kettu
実は生まれて初めての刺し子がこのキットでした。
刺繍はずっと好きで20年ほど続けているのですが、刺し子はなんとなく興味はあったものの手を付けずにいました。
ある時ふとネットサーフィンをしていたら、他にはないおしゃれなデザインのキットを発見。
それがこの「HIRVI」のシリーズでした。
中でもきつね柄の「kettu」(※フィンランド語で「きつね」の意味。読み方はケッツ)は特に素敵なデザインで即購入を決意!
布を仕立てた後、半年ほど放置してしまったこともあり約半年かかりましたが無事完成しました。
ちなみに「HIRVI」はヒルヴィと読み、フィンランド語で「鹿」という意味です。
名古屋市にある原ウールさんから出ているブランドで、北欧デザインのテキスタイルやキットなどを販売されています。
難易度 | 初心者向け |
完成サイズ | 29㎝×35㎝ |
付属糸 | Sashiko Thread 色番2445(オフホワイト)・4287(紺) コットン100% |
購入価格 | Yahoo!ショッピング 税込み1320円 |
制作時間 | 約半年(途中放置したため) |
用意した方が良いもの | 仕立て用の縫い糸、縫い針(もしくはミシン)、アイロン、裁ちばさみ、糸切ばさみ |
キットの内容
キットには
・図案プリント済み布
・刺し子糸 2本
・針
がついています。
最低限必要なものは入っているので、すぐに始められますね。
刺し子糸はSashiko Threadの色番2445(オフホワイト)・4287(紺)が1本ずつ入っています。
ボリュームのある太めの糸です。
ボリュームがある分、刺している時にほどけやすいので要注意です。
刺し子の場合、布は二重にして刺すため半分に折って中表に縫うようになっています。
完成品
完成したのがこちら。
チャコールグレーのような綿100%の生地に、Sashiko Threadのふんわりとボリュームのある糸がとても可愛いです。
糸の色合いも落ち着いたカラーで素敵。
刺していてとても癒され、楽しかったです。
裏はこのように仕上がりました。
サイズも大きめで、試しに子供のお弁当箱を包んでみたら包めました。
(大人のお弁当サイズだと厳しかったです)
なので小さめのお弁当用ふきんとしても使えます。
糸はかなり余ったので、また別の作品に使おうと思います。
作り方
作り方は付属の説明書にも記載があるので、画像で補足します。
1、プリントされている一番外側の線を裁ちばさみでカットする。
2、図案を中にして、中表にし、返し口(10㎝)を残して0.8㎝内側を縫う。
私はミシンでがーっと縫いました。
3、返し口からひっくり返し、返し口をまつる。
返す前に縫い代を片側に倒し、アイロンをかけるとひっくり返した後縫い目がきれいです。
4、糸はラベルを外し、かせを丁寧に広げて2か所を別の糸で結ぶ。
私はクラフトバンドを1本にしたもので縛っています。
片方の輪をカットし、糸を使う際は輪の部分から1本ずつ抜く。
5、図案の外側の枠から刺す。
その後、私はきつねを全て刺し、はっぱを最後に刺しました。
この辺りは好きな順番で良いと思います。
6、刺し終わったら水洗いし、プリントを消す。
軽く脱水し、干す。
7、乾いたらアイロン台の上にタオルを敷き、表面を下にしてアイロンをかける。
これで完成です!
レビュー
他のキットではまり見かけない北欧デザインなので、北欧が好きな方に特におすすめです。
布もチャコールグレーのようなくすみカラーなので、汚れも目立ちにくく完成したふきんの実用性も高いと思います。
完成サイズも大きめで、幅広い用途で活用できそうです。
1点、作り方の説明書がとても簡易的で、刺し子の刺し方を知らない方だと戸惑うかもしれません。
実際に私は初めての刺し子で、目を続けて針を渡す刺し方を知らず、1針1針刺してしまったので・・笑
私にとっては刺し子を始めるきっかけとなった、思い入れのあるキットです。
必要なものは全て付いて、1320円で購入できる点も魅力ですね。
他にはないおしゃれな刺し子キットを探している方は、是非チェックしてみて下さい。
以上「きつね柄の北欧刺し子のキット HIRVI・kettu」のご紹介でした。