クチュリエの刺し子キット「はじめてさんのきほんのき ちくちく刺し子のてとりあしとりレッスンの会」第1回目が届いたのでレビューします。
刺し子初心者の方におすすめのキットで、縫製済み・図案プリント済みなのですぐに取り掛かることができ、詳しい解説付きなので迷うことなく刺し子を始められます。
全6回で基本の図案と技法を練習できるので、何から始めたらよいか分からないという方にもぴったりですよ。
ちくちく刺し子のてとりあしとりレッスンの会 vol.1「十字つなぎと段つなぎ」
1から刺し子をきちんと勉強してみたいと思い、クチュリエから出ている「はじめてさんのきほんのき ちくちく刺し子のてとりあしとりレッスンの会」をとってみました。
クチュリエユーザーの方はご存じだと思いますが、パッケージには様々な手芸のレシピが載っています。
今回のパッケージはねずみの針山のパターンでした。
このキットは全6回で、段つなぎから始まり最後は花刺しとモチーフ刺しという、基本から徐々に難しい図案まで練習できるキットです。
習い事として初めてみたい方にもぴったりですね。
購入価格 税込み1567円(初回お試し割引で、通常2090円から523円の割引)
キット内容
キットの内容はこちら。
・図案プリント済み布(縫製済み)
・オリンパスの刺し子針2本セット(長・短)
・刺し子糸 赤
・テキスト2冊
初回のみ、こちらの刺し子針の2本セットが付いてきます。
後は糸切ばさみがあればすぐに始められる点が良いですね。
さすがオリンパスの針なだけあり、刺し心地は問題なくスムーズに刺すことが出来ました。
糸は糸巻に巻かれたものが1つ。
こちらは割と太目の糸で、ふっくらしており、刺すとボリュームが出てとても可愛く仕上がりました。
糸はたっぷり入っているので、刺し終わった後もかなりたくさん余りました。
上の写真は図案を全て刺し終わった後の糸の残りです。
これだけ残ってくれれば、また他の作品作りに活用できますね。
もう1つ、すごく良いな、と思ったのがこちらの図案プリント済みの生地です。
縫製済みなのですぐに始められる点がとっても良かったです!
ふきんを仕立ててから刺す、となると刺すまでにワンステップあるので意外と面倒なんですよね・・。
(その仕立ての工程が楽しくもあるのですが)
生地も手触りが良く、針も刺しやすい布で製作が楽でした。
完成サイズは45㎝×45㎝でかなり大きめです。
お弁当包みにもなるサイズといえば分かりやすいでしょうか。
生地もしっかりしているので、様々なシーンで活躍しそうです。
テキストは
・刺し子の基本的な刺し方、仕上げまでの流れを解説したテキスト
・十字つなぎと段つなぎの刺し順が載ったテキスト
の2冊です。
全くやったことがない方でもこのテキストを見れば、刺し子の進め方が分かる、まさに「手取り足取り」サポートしてくれるキットになっています。
特に2冊目の、刺し方の順番が載っている冊子がとても良く、私もこれを見ながら刺し進めました。
要所要所の刺し方のポイントも載っていてとても分かりやすかったです。
作り方がコンパクトにまとまっているので、下手に本を買うよりも分かりやすいと感じました。
いざ制作
図案も布全体ではなく、端だけで、基本は同じ図形の繰り返しの2つの柄なのでサクサク進めることが出来ました。
制作時間はトータルで3時間ほどです。
仕上げる前の裏面がこちら。
一か所糸がぐしゃっとなってしまい、ほどして刺し直しました。
仕上がったら水で洗うと、図案はきれいに消えます。
ざっと脱水し、しわを軽く伸ばして干して置いたらあっという間に乾きました。
完成品がこちら
完成したのがこちらです。
段繋ぎと十字つなぎの練習は、直線と角をきっちり出す練習にぴったりでした。
裏はこのように仕上がりました。
水洗いをし、乾かしたあと0.2㎝残してカットしています。
シンプルな柄で、赤のふっくらとした糸がとても良く似合います。
可愛いですよね。
こちらが十字つなぎで、初めて刺したのですが順番がとても参考になりました。
こちらが段つなぎです。
段繋ぎは一筆で段を刺せるので、黙々と作業したい時にもぴったりですね。
レビュー
今回初めてクチュリエの刺し子のキットに挑戦してみましたが、さっと始められ、満足な作品を作り上げることができとても楽しい時間でした。
初回お試しでお値打ちに購入できた点も嬉しかったです。
生地も糸も、質の良さを感じたのでこのまま2回目、3回目と6回目まで完遂したいと思います!
刺す面積は少なめなので、早く仕上がるのはメリットですが、上級者の方には物足りないかもしれません。
逆に初心者の方は短い時間で作品を仕上げられるので、達成感も得られおすすめですよ。
気になっている方は是非挑戦してみてください。
以上「はじめてさんのきほんのき ちくちく刺し子のてとりあしとりレッスンの会 vol.1」のご紹介でした。